たばこを絶つはなし

喫煙歴10年のたぶんアラサーの女が重い腰を上げて禁煙に挑む話。

0日目

おそらく最初のたばこは10年くらい前。

ほんの出来心で火をつけた一本が気づいたらもう10年の付き合い。

 

そもそも禁煙なんてする予定もなくて、「体に悪いよ」とか言われても別に自分がいいと思っていたらそれでよかった。

だけど喫煙者を取り巻く環境が日増しに厳しくなっていく。

2020年4月に施行された改正健康増進法

コロナ禍で閉鎖する喫煙所

 

たばこを吸いたくても吸う場所がめっきり減った。

 

しかも職場でも禁煙を勧められる。

扁桃炎で年5回は通う耳鼻科の先生にも勧められる。

ピル服用で産婦人科の先生にも血栓リスクが高いと禁煙命令。

 

最後は母親に「30になる前にやめて」の言葉。

離れて暮らす母には、娘が喫煙原因で死ぬのは嫌なんだろうな。

 

そしてじわじわ感じる肺の衰え。

ええ、喫煙する気になりましたよ。

 

もともと「いつか」やめる気はあったけど先延ばしにしてきた。

今回は9月に禁煙外来を受診。

何を隠そう人生4回目の禁煙外来だ。

 

面談のなかで「いつから始める?」って聞かれたから「決心したら」と言った9月初旬。

 

それから決心はせず、だらだらと1ヶ月半過ごしていたら病院から電話が来た。

「そろそろ決心しましたか?」

 

もう逃げられないと思って、決心して病院に。

面談を踏まえて処方されたチャンピックス。

看護師に「ピルと同様服用して貰えばいいので(ニコッ)」と押し付けられた処方箋も3日は握りしめた。

 

重い腰を上げて薬を取りに行った今日。

明日から服用開始するわけだけど、どうなることやら。

10年の習慣との別れは寂しいな…

(そんなこと言ってるからやめられない)

 

いや、やめてやる。

そんな100日、お付き合いください。